【アドラー/嫌われる勇気】大切なのは与えられたものをどう使うか?

どうも、レムです(´ω`)/

今回は、『嫌われる勇気』の中の、

・あなたは「このまま」でいいのか
・あなたの不幸は、あなた自身が「選んだ」もの


の2項目を読んで思ったことをつらつらと書き述べていきます。

もしも別の誰かになれたら、幸せになれるのか?

『嫌われる勇気』に出てくる青年には、いつも明るくて初対面の誰とでも屈託なく話せるYという友人がいるそうです。

たくさんの人に愛され、周囲の人々を一瞬で笑顔にするヒマワリのような友人。

その一方で、青年は人付き合いが苦手で屈折したところがある人間なのだとか。


なぜ、この両者が友人関係でいられるのかはさておき…。


青年は「わたしはYのような人間になれるとお考えですか?」と哲人に尋ねます。


自分を変えられたら。

いつも明るいあの人のようになれたら。

きっと楽しい人生を送れるはず。


大半の人は、一度でも青年のように思った経験があるのではないでしょうか?


もっと明るい人間になれたなら。

もっとイケメンに生まれていたら。

もっと頭が良くて機転が利く人になれたら。

なんてね。


しかし、哲人は青年に別人になりたがる「目的」は何かを尋ねます。

哲人 そもそもあなたは、どうしてYさんのような人間になりたいと思うのですか?

Yさんであれ、あるいは他の誰かであれ、あなたは別人になりたがっているわけです。

その「目的」とはなんでしょうか?

青年 また「目的」の話ですか、先ほども申し上げたでしょう、わたしはYのことが好きだし、もしも彼のようになれたら幸せだと思うからですよ。

哲人 彼のようになれたら幸せだと思う。ということはつまり、あなたはいま幸せではないわけですね?

青年 なっ……!?

哲人 あなたはいま、幸せを実感できずにいる。なぜなら、あなたは自分を愛することができていない。

そして自分を愛するための手段として、「別人への生まれ変わり」を望んでいる。

Yさんのようになって、いまの自分を捨てようとしている。

違いますか?

青年 ……ええ、そのとおりですよ!認めましょう、わたしは自分が嫌いです!

いま、こうして先生と時代遅れの哲学講義に戯れている自分、そうせざるをえない自分を含めて、大っ嫌いですね!


『嫌われる勇気』P44


ヒッーーー!!!

この哲人、容赦ありません。

まあ、でも確かにそうですよね。


今の自分に不満があり、自分のことが大嫌い。

そんな自分は何て不幸なんだ!


そういう思考でいるからこそ、人は自分以外の人間に生まれ変わることを望むわけです。

不幸でいることにメリットがある?

でも、自分で自分のことを嫌いでいるのは、れっきとした目的があります。

人は自分が不幸でいることに「メリットがある」からこそ、自分のことを嫌いでいるのです。

信じられないかもしれませんが。


哲人の言葉を借りれば、

いまのあなたが不幸なのは自らの手で「不幸であること」を選んだからなのです。

不幸の星の下に生まれたからではありません。


『嫌われる勇気』P45


ということです。


たとえば、自分で不幸であることを選び、自分のことが大嫌いで、自分に自信が持てないままで居続ける。

すると、積極的に行動を起こす意欲が段々となくなってきます。


そうすれば、行動を起こすことで自分の身に降り掛かるであろうリスクは確実に減らせます

それは当の本人にとって大きなメリットです。


外を出歩かなければ交通事故に遭う危険性がなくなるのと同じ理屈です。


行動することで予期せぬ事態を招く危険が少しでもあるなら、最初から行動をしなければそのようなリスクを回避できる。

そういうメリットを選び取るという目的があるからこそ、人は自分で自分のことを嫌う、という手段に出るわけです。

   

大切なのは、与えられたものをどう使うか?

だから、本当は誰しも別人に生まれ変わることを望む必要なんて、全くないのです。

大事なことは、「自分は自分のままであって良いのだ」と素直に認めて受け入れることなんですから。


しかし、今の自分のままで幸せを実感できないのであれば、「何か」を変える必要はあります。


そこで超重要になるのが、

「大切なのはなにが与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかである」

という視点です。


僕にもあなたにも、既に何かしら与えられています。


両親から譲り受けた知恵。

本から得た知識。

自分が得意とする分野の能力。

自分だけが持っている経験値や体験。

色んな人から影響を受けて根付いた思考。



もちろん生まれた育った環境、人種や民族性の違い、両親の教育や躾のいかんによって、一人一人に与えられたものは当然ながら異なります。

それでも、既に自分に与えられたものって、自分で思っている以上にたくさんあるはず。


で、自分のことを嫌っている暇があるぐらいなら、

「既に与えられたものを誰のために何のために使っていくか?」

というのを真剣に考えてみることが大事です。


この視点が、自分を好きになるための第一歩だし、幸せになるための第一歩なのです。


人間というのは交換が可能な機械ではありません。

でも、交換はできなくても更新することは可能なのです。


すなわち、それっていうのは自分自身に対する

・捉え方を変える
・物の見方を変える
・解釈を変える


ことなんだと思います。


「自分の存在意義を再定義する」と言い換えても良いかもしれませんね。

とにかう、一度、自分に対する捉え方や見方を更新してみる。

そうすれば、僕のような退屈な人生を送ってきた人間でさえ、光り輝く人生だと定義することが可能になるんです!

自分の捉え方を変えれば、過去の闇も光に変わる!

黒歴史の多い人生を歩んできました。


昔の嫌な思い出を振り返ると

うわーーーーーー((((;゚Д゚)))))))

となったります。


でも、今では、その忘れたい過去のおかげで、今の幸せな生活があるのだと解釈できています。


「退屈で恥の多い人生を何とかしたい…」

自分を変えたい。

でも、変わりたいのに、なかなか変われずに苦しい。


そんな過去の経験があり、それでもずっと自分を変える方法を模索してきたからこそ、ようやく明るい未来がやってきた。

そう解釈しているのです。


もともと僕は自己肯定感が低く、小さな物流会社で経理事務の仕事をするしか能がない、本当につまらない人間でした。


何年経っても変わり映えないマンネリ化した仕事。

入社からほとんど変わらない額面を刻む給与明細。

会社と自宅を往復するだけの味気ない日々。


僕はそんな退屈な人生を何とか変えようと、ずっと必死でした。


色んな自己啓発書を読んだり。

成功哲学を学んだり。

ときには高額を払って商品を購入したりセミナーにも通ったり。


でも、全然変わらない…。


じゃあ、とにかく凄い人になって、誰もが認める大きな実績を作れば何か変わるのではないか?

そう思い、ネットビジネスにも挑戦しました。


いろんなマニュアルやノウハウを購入し、ときには高額を払ってコンサルを受けたりもしたものです。

ですが、全然結果に繋がらない…。


でも…。

今なら分かるのですが、

「僕は変わりたいと思っていながら、本気で変わろうと思っていなかった」

のですね。


退屈な人生ではあるけど、明日も明後日も当面は勤め先が潰れることはないし、不満はあるけど食うに困らない給料は振り込まれる。

そこに安心感が、つまり自分にとってのメリットを感じ取っていたのです。


今はというと…。

ようやく人生が180度ガラッと変わりました。


僕はそれまでの会社を辞め、現在は、大阪にある小さな街で、フリーランスとして主に事務仕事をして、充実した日々を送っています。

きっかけは、あるビジネス系セミナーに通ったときに知り合った起業家や経営者とのご縁を頂き、一緒に仕事をやろうとお誘いを受けたことです。


自分を変えようと必死に模索したからこそ、参加するに至ったセミナーでした。

ビジネス系セミナーではありますが、そもそも僕には、事務仕事するぐらいの能力しかありません。


ですが、そこで色んな起業家や経営者と知り合い、色んな企画やイベントを一緒にやってきたことで人生の転機を迎えたのです。


僕が資料作りを丁寧にこなしたり、あるいは色んな面に気配りして段取りが組める事務スキルを持っていることが買われ、「ぜひ一緒に仕事がしたい!」とのお声掛けを頂いたのです。


それで大阪に引っ越しをする決意をしました。


そのとき僕は、今までの自分の退屈な過去が、ようやく報われた気がしたのです。

「ああ、この瞬間のために今までの自分の人生があったのか!」


何というか、闇だらけの世界に光が差した感覚です。


退屈で仕方なかった会社員時代の事務仕事。

でも、その能力が今になって誰かの役に立つなんて思ってもみませんでした。


それまでは、何が与えられているのかばかりに意識を向けてばかりで、成功者になったり、別人のように生まれ変わらなければ幸せになれないと思っていました。


ですが、そうではありません。


「すでに自分に与えられたものを、誰のためにどう活かすか?」


幸福な人生、幸福な自分になるには、そうやって解釈を変えるだけで充分だったのです。


昔は、自分を変えようと必死だった僕。

でも、今では「世のため人のために貢献しよう!」という同じ志をともにするたくさんの仲間に恵まれ、自分の得意なことを活かした仕事ができ、毎日美味しい食事が食べられる。

そんな幸せな日々を送っております。


あなたにも、過去の経験や体験のおかげで自分に備わったもの、既に与えらているものはありませんか?

・過去のおかげで出会えた本
・過去のおかげで出会えた人
・過去のおかげで身についた知識
・過去のおかげで習得した能力



それをどう使っていくか。

それをどう使って周りの人に役立てていくか。

それをどう使ってよりよい未来を引き寄せていくか。


その視点を持つこととても大事だと思います。


だから今の自分を無理に変えようとして、別人になんかならなくて良いのです。


アドラーの言うように、自分に与えられたものに誇りを持ち、それを貢献する意識でもって周りの人のために使っていきましょう。

そうすれば必ず報われる日が来ますからね。


ということで、今回はこの辺で。

それでは(´ω`)/

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