【アドラー/嫌われる勇気】なぜ人は「変われる」なのか?

こんにちは、レムです(´ω`)/

自分を変えたいけど、全然変われない。

どうやったら自分を変えられるんだろう…。

そうお悩みのあなたに向けて、僕なりの気付きをお伝えさせて頂きます。


『嫌われる勇気』に出てくる哲人は、

「人は誰でも変われるし、誰しも幸福になることができる」

と主張しています。


昔の僕なら、

「そんなことあるかい!」
「自分を変えたいけど、全然変わらへんねん!」

と叫んで本を壁に投げつけていたかもしれません。


自分を変えることほど難しいものはない!

そう思っていたのです。

でも、それは単なる誤解でした。

人は誰でも変われます。

もちろん幸せにもなれます。


それが今の僕の意見です。

こんな風に考えがまるっと180度変わったのは、実は案外シンプルな気付きだったりします。

変わりたいのに、変われない…

青年 人は誰しも変わりたいと願っているものです。わたしだってそうですし、道ゆく誰に聞いても同じ答えが返ってくるでしょう。

しかし、どうしてみんなが「変わりたい」と思っているのでしょうか?答えはひとつ、みんなが変われずにいるからです。

もしも簡単に変われるのなら、わざわざ「変わりたい」などとは願いません。

人は変わりたくても変われない。だからこそ、変われることを説く新興宗教や怪しげな自己啓発セミナーにだまされる人が後を絶たない。違いますか?


引用:『嫌われる勇気』P25


変わりたいのに、変われない苦しさ。

僕は、それを長いこと味わってきました。


小さな会社で経理事務の仕事をしていた頃。

10年以上勤めているのに、収入はそれほど増えていかない。

マンネリ化した仕事に辟易。

人間関係にもほぼ変化はなし。

プライベートでも新しい出会いは乏しく、ずっと独り身のまんま…。


そんな退屈な自分の人生が嫌で嫌でたまりませんでした。

そこで僕は、自己啓発本や引き寄せの法則に関する書籍を読み漁ったり、この青年が言っていたように怪しげな自己啓発セミナーにも通いました。

他にも、潜在意識を書き換えるCD。

瞑想マントラの伝授。

宇宙のエネルギーに繋がりやすくなるヒーリングなどなど、まあ結構な額のお金を使いました(苦笑)


でも、結局な何にも変わりませんでした。

「何で、自分は何をしても中途半端で、いつまで経っても退屈な人生を抜け出せないんだ…」

そう嘆いては枕を涙で濡らす夜をたくさん過ごしてきたのです。

いつまで過去に縛られているの?

僕は、自分が変われない原因を色々と考えました。


昔から、これといった成功経験がなく。

子供の頃から親に怒られてばかりで、気付いたときには自分に自信を失くしていて。

なぜか他人と関わると理不尽な目に遭うことが多く…。


そうこうしているうちに、消極的な性格になり、行動を起こそうとすると常にあらゆる不安が頭をよぎるようになっていました。

ですが、自分が抱える問題を全て過去のせいにしたところで、過去の経験や記憶そのものは変えることができません。


哲人 過去の原因にばかり目を向け、原因だけで物事を説明しようとすると、話は自ずと「決定論」に行き着きます。

すなわち、われわれの現在、そして未来は、すべてが過去の出来事によって決定済みであり、動かしようのないものである、と。


引用:『嫌われる勇気』



哲人が言うように、アドラーは過去など一切関係ないという立場を取ります。

過去に原因を求める「原因論」ではない。

何を目的にそういう行動を取るのか、という「目的論」の見地。

それがアドラー心理学の立場です。

   

実は、人は案外カンタンに変われる生き物

僕自身、「自分を変えることって、何でこんなに難しいんだ…」と常々思っていました。


でもですよ?

本当に人って変わるのが難しいんでしょうか?


僕は、人というのは自分自身の変化に鈍感なだけで、少しずつ変わっているのではないか、と思っています。

むしろ、変わらない人間なんていません。


たとえば身長が3cm伸びたとします。

自分ではそれほど高くなったという自覚はないかもしれません。

ですが、それでもそれは立派な変化ではありませんか。


一年前の自分の顔と今の顔では、一年分老けているはず。

確かに、本人はそれほど自覚がないかもしれません。

「あれ、シミが増えたな…」
「イヤだ、こんなに白髪が多くなってる!?」

みたいに、あらヤダいつの間に…と思うことはままありますけどね。


まあ、とかく人というのは、自分自身の変化に鈍感な生き物だと思うのです。

でも、確実に何かしら変化しているはずです。


大事なのは、

その微妙な変化に気付けるかどうか。

そして、その微妙な変化を、変化として認められるかどうか。


なのではないでしょうか?

ワタクシの最近の変化

ワタクシごとですが、2020年の2月に長らく住んでいた愛知県を離れましてね。

はるばる…というほどの距離でもないですが、大阪の小さな街に引っ越してきたのです。


引っ越しをして見知らぬ土地で暮らす。

これって、結構大きな変化ですよね?


確かに、最初は新しい住居にもなかなか慣れないものです。

生活のリズムが出来上がるまで、体が付いていけなかったり。

色んな人の顔を名前を覚える必要があったり。

もちろん、新しい仕事を覚えたり。


まあ、何とも目まぐるしい日々が続いて大変でした。

でも不思議なもので、1ヶ月も過ぎると段々と順応していくものなんですね。


で、僕自身まだ新しい環境に身を置いて2ヶ月ほど経ってからの感想が、

「まあ、確かに環境は変わったけど、それで自分が大きく変化したわけでもないな〜」

というものでした。


何というか、人間の行動なんて言ってしまえば、基本的に寝て食って働いてクソして、の繰り返しじゃないですか?

それを「どの土地で行うか」が異なるだけで、自分の本質的なものってそれほど大きく変わるわけではないな、という実感があります。


好きな食べ物が急に変わるわけでもない。

いつも口を開けてボーッとする癖がなくなるわけでもない。


特に、自分の「思考」や「性格」の部分って、言うほど簡単に変わるものではありません。


相変わらず人見知りはするし。

なるべく人と関わらずに一人になりたいと思ってしまうし。

いかに仕事を早く終えてボーッとする時間を増やすかばかり考えるし。


たとえ環境が変わろうが、今までの”毎度お馴染みの思考パターン”というのは、ずっと頭の中で繰り返しているんですよね。


僕が人の何倍も鈍いということもありますが、それほど人というのは自分の変化に鈍感なんだと思います。

外の環境が変わろうと、人って意外と順応する力に長けているから、大きく変化している実感が持てないのかもしれません。


とはいえ、昨日の自分と今日の自分では、何かしら変わった部分が見つかるはずです。

だったら、そういう小さな変化に気づいて、自分の中で日々確実に変化が起こっていることを素直に認めれば良いんだと思います。

   

誰でも変われる、誰もが変わってる

人は、毎日何かが変わっているはずです。

学校、職場、家庭、友人関係、恋人関係、夫婦関係…etc。


日々、何かしら行動をして誰かしらと関われば、そこで色んな気付き、学びがあるはず。

その学んだことを吸収し、自分自身に馴染ませて、次の行動に活かす。


ときには一度犯した失敗をすることもあるでしょう。

全然成長や変化が感じられないこともあるでしょう。


でも、人は上がったり下がったりの波を乗り越えて、少しずつ成長し、変化しているのです。


人生とはそんな日々の小さな変化の積み重ねです。


で、あるときふと振り返って

「あら、やだ。アタシいつの間にかこんなに変化している!」

と気付く。


僕たちはそういう生き物なんだと思います。


自分を変えたい!

…だからといって、何か特別な状況が起こるのをじっと待ったり。

あるいは、何か目に見えない巨大な力が働くことに期待しても仕方ありません。


そうではなく、僕たちは日々の行動の積み重ねによって、自らを幸せな方向へと変えていけば良いんですよ、きっと。


だから、もしあなたが、

「自分を変えたいけど、全然変われない」
「どうやったら自分を変えられるんだろう…」

と悩んでいるのなら、いっそのこと自分は日々何かしら変化していると認めてみてください。


大事なのは「認める」こと。

それだけです。

たとえ、いまひとつ実感が湧かなくても、です。


かつて僕は、

「何で自分はこんなに冴えない人生を送って、ずっと不幸なんだろう…」

と思っていました、


え、今ですか?

今、僕は幸せですよ?


相変わらず収入は低いし、人付き合いは苦手ですし、冴えないアラフォーの独身男ですけど。


それでも、日々生きていられること。

毎日美味しいご飯が食べられること。

毎日自分がやるべき仕事や役割を与えられていること。

毎日色んな人と関わることで関係性が磨かれること。


それらに、自然と感謝の気持ちが湧き上がります。

なぜなら、僕は、自分の目の前に広がる世界は「幸せ」そのものという捉え方を採用し、それを素直に認めているからです。


『嫌われる勇気』で哲人は、人は誰でも変われるし、誰しも幸福になることができると主張しています。

確かにその通りです。


ですが、それは当の本人が変化を認めず、幸せになることを認めなければ、そりゃいつまで経っても変われませんし、幸せになれません。

大事なのは、認める力を養うこと。

これが変化への第一歩であり、幸せへの第一歩なのでしょうね。

ということで、今回はこの辺で。

それでは(´ω`)/

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